CLUB馬券@オッズ理論から算出した統計学3連単投資

医学知識も投稿するかもしれません

競馬をしながら時には麻酔をかけたり、時には救急で働いたり自由気ままに生きています。 統計学とExcelを駆使し過去9年の平均年間収支690万。勝ち組に入るには期待値の高い穴馬を見つけることが1番重要。30万円以上の大穴狙いで、推奨できる大穴軸馬(8番人気以降から2頭選定)を公開します。 救急や手術・麻酔の医学知識もつぶやきます。
 

小児喘息と細気管支炎

 

小児喘息

発作性に起こる気道狭窄によって、喘鳴や呼気延長、呼吸困難を起こす疾患

遺伝と環境素因が関与しており
①気道の慢性炎症
②気道過敏性の亢進
③気道のリモデリング(気管支の構造が変化して元に戻らない状態)
が関与している

小児喘息はアトピー型が多い

判定基準をもとに治療を開始する

呼吸状態とともにSpO2値と呼吸数は重要な指標であるが、アレルギー歴(ハウスダストや食物など)や環境変化の聴取も重要

呼吸状態(喘鳴、陥没呼吸、呼気延長、起座呼吸、チアノーゼ)、呼吸困難感の観察、血液ガスも検査する

基本治療
①酸素投与
②短時間作用型β2刺激薬の吸入
③ステロイド投与

大発作および呼吸不全などでは、入院しイソプロテレノール吸入や人工呼吸器も考慮する

生活スタイル、環境整備、患者(家族)教育支援も大切である

細気管支炎

乳幼児で起こりやすい

喘鳴を呈する疾患の一つで、気管支喘息と区別がつきにくい

細気管支に炎症が起き、分泌物で気道が閉塞、無気肺、閉塞性肺気腫や無呼吸を起こす

乳児や基礎疾患のある児で重篤化しやすい

代表的な炎症の原因はRSウイルスで、分泌物が多いため中耳炎も起こしやすい

兄弟の有無や感冒の状況、集団生活歴の聴取も重要である

SpO2が低ければ酸素投与 (場合によって入院)
哺乳量・食事摂取が低下していれば点滴
分泌物が多ければ去痰薬
気道の開通が悪ければ気管支拡張薬

など症状に応じて対応していく