肺拡散能 (DLCO)
肺→肺胞に取り込まれた酸素は、血液を介して赤血球に運搬され、ヘモグロビンと結合する
この運搬能力(拡散能:DL)を測定するのが肺拡散能力測定試験といい、検査に一酸化炭素(CO)を使用する
スパイロメーターで重度の換気障害が疑われる患者に対して有用な検査の一つである
周術期における呼吸循環動態の評価は、ガスの肺胞までの取り込み能(スパイロメーター)とDLCO、組織への酸素運搬能(心機能)に沿って評価することが重要である
DLCOの正常は80%
心拍出量の増加は低酸素血症の要因ともなるため、増加させずかつFiO2を上げることでPaO2は上昇する