膠原病
採血の自己抗体も陰性になりやすく、不明熱の原因となりやすい
主な障害部位は、
皮膚粘膜、関節(関節痛、関節腫脹、朝のこわばり)、筋肉(筋肉痛、筋力低下)だが、
呼吸苦、血痰、腹痛、下血、血尿、痺れ、麻痺など特徴的な臓器障害による症状を見逃さないことが重要
メトトレキサートや免疫抑制剤の副作用、副腎皮質ステロイドの長期使用による易感染状態も想定し、呼吸状態の評価も重要
二次性骨粗鬆症(性腺機能低下症、早期閉経、慢性肝疾患、炎症性腸疾患などによる)の骨折の危険因子を基礎知識として持っておく
膠原病疾患では、ADLの評価も重要である