CLUB馬券@オッズ理論から算出した統計学3連単投資

医学知識も投稿するかもしれません

競馬をしながら時には麻酔をかけたり、時には救急で働いたり自由気ままに生きています。 統計学とExcelを駆使して8年連続プラス収支。勝ち組に入るには期待値の高い穴馬を見つけることが1番重要。30万円以上の大穴狙いで、推奨できる大穴軸馬(8番人気以降から2頭選定)を公開します。 救急や手術・麻酔の医学知識もつぶやきます。

くも膜下出血 (SAH) ザー

病態
その名の通り、脳の「くも膜下腔」に出血が生じる病気。
脳は外側から硬膜・くも膜・軟膜と呼ばれる三つの膜で重なるように包まれており、くも膜下腔はくも膜と軟膜の隙間である。

原因
原因の多くは、くも膜下腔の動脈瘤が形成(8割以上)され、それが破裂することによって発症する。それ以外の原因としては、頭部外傷や先天的な血管の形態異常、もやもや病などがある。

ちなみに私も2例、くも膜下出血に当たったことがあり、1例は頭部外傷が原因であった。

症状
突然バットで殴られたような激烈な頭痛や吐き気・嘔吐が特徴。頭部外傷の場合は症状が軽度の場合もしくはほぼ無症状の場合もある。
出血量が多い場合は脳が圧迫されることで意識を失うことも多い。

検査・治療
症状が疑われた場合は、ただちに頭部CTを撮影するが、症状が軽度の場合ははっきりとした出血が分からない場合もある。脳動脈瘤を確定するためにも造影CTも有効である。
CTで確認できない場合はMRIや髄液検査も考慮

脳浮腫や血圧上昇などに対し薬物を投与する。再破裂予防のため降圧薬を積極的に投与する。けいれん発作に対しては抗痙攣薬を投与する。

基本的にはただちに手術が必要(死亡率が高いため)であり、脳動脈瘤の根部をクリップで遮断するクリッピング術や、カテーテルによるコイル塞栓術なども増えている。麻痺の有無、構音障害など評価からの重症度を判断する。

手術などの治療によって救命できた場合でも後遺症が残るリスクが高い(約75%)疾患であり、急性期で最も重要なことは、再破裂を起こさないようにすることで、絶対安静とする。