内肛門括約筋切除術 (ISR)
従来は早期の下部直腸癌の場合でも、肛門も切除し人工肛門を作成していたが、この手術は人工肛門を作らないという、究極の肛門温存術と呼ばれている
直腸では粘膜下層や固有筋層までの癌、肛門管では内肛門括約筋までの癌でどちらも浅い浸潤であることがISRの適応となる
もちろん、肛門とS状結腸を吻合するが、一時的に人工肛門を作成して、腸を休め、肛門機能が回復してから人工肛門は閉じます
そして今やロボット手術と腹腔鏡下ISRのハイブリッド手術で合併症はさらに激減。
医療の進歩は凄い✨
それを間近で見れて感動。自分も日々進化せねば。