ヘロド系はサラブレッドの三大始祖、バイアリータークから派生している唯一の系統で、日本では70~90年代にかけて、パーソロンから活躍馬が多数輩出されました。代表産駒はシンボリルドルフですね。ヘロド系はスタミナに優れたタイプが多く、メジロマックイーンやトウカイテイオーといった名馬も輩出しました。その後は、サンデーサイレンスの登場で一気にスピード化が進み、活躍の場が減少しました。ステイヤーにある強い心肺機能が特徴です。
ヘロド
1758年
18世紀後半に活躍したイギリスの競走馬でバイアリーターク系の繁栄に極めて大きな役割を負った。本馬の直系種牡馬達は母系に入っても素晴らしい成績を挙げており影響力はエクリプスやセントサイモンを上回る歴代最高血量換算を示している。