ミホシンザン
1982年4月16日
偉大なるシンザンの直仔で、主な勝ち鞍は皐月賞、菊花賞、天皇賞春。シンボリルドルフがいなければ間違いなくこの時代の最強馬であったことは間違いない。杉本清アナの、「首をふりふりミホシンザン」も有名。
種牡馬としては目立った産駒を輩出することはできず。
ガトデルソル
1979年2月23日
主な勝利はケンタッキーダービー。86年に種牡馬入りしたが目立った活躍馬は出せず、07年に安楽死処分となった。
ミナガワマンナ
1978年5月15日
主な勝ち鞍は菊花賞で、種牡馬としてのシンザンに初のクラシック勝利をもたらした。
杉本清アナの「シンザンに初のクラシックの栄冠!ミナガワマンナ1着!」は有名な実況です。
ギャラントダンサー
1975年3月18日
ギャラントマンの直仔でアメリカ生まれの外国産馬
主な勝ち鞍は1977年の朝日杯3歳ステークス。クラシックへの出走権はなかったためフランスへ出発したが、体調を崩し1戦も走ることができないまま帰国。その後も波乱の人生を送った。
ハクオウショウ
1969年4月3日
ヒンドスタンの直仔
花の47年組と称された1972年クラシック世代の一頭で、馬インフルエンザの影響などもありクラシックには縁がなかったが、主な勝ち鞍は安田記念
ワイルドモア
1966年3月8日
ボワルセル系でヒンドスタンの直仔
500キログラムを超す雄大な馬格から天馬の逃げと評された
尾形四天王(ハクエイホウ、ミノル、メジロアサマ)の一頭で、あと同期にはアカネテンリュウ、トウメイなどがいる
主な勝ち鞍は皐月賞
アサカオー
1965年5月12日
タケシバオーの最大のライバルで、菊花賞の優勝馬。父は三冠馬シンザンを出したヒンドスタン。生涯で残した産駒は僅かに46頭で、活躍馬を輩出する事は出来なかった。
ダイコーター
1962年6月8日
ヒンドスタンの直仔
主な勝ち鞍は65年の菊花賞
全兄としてスプリングステークス、全日本3歳優駿などに優勝したユキロウがいる
産駒としてもニシノライデン、キタノリキオーなど多数の活躍馬を輩出
母の父としてはダイユウサクが有名
シンザン
1961年4月2日
父がヒンドスタン。戦後初の三冠馬でJRA史上初めて五冠馬の称号を与えられた競走馬。功績の大きさから神馬とも呼ばれており主な産駒はミホシンザン、マナガワマンナ。ルドルフ出現までの20年間シンザンを超えろのスローガンが標榜された
アサホコ
1960年6月27日
ヒカルメイジの直仔で主な勝ち鞍は天皇賞春。その天皇賞春は、シンザンは体調不良であったがシンザンの陣営が対決を避けたと噂されたのも分かるぐらいの強さだった。下級クラスで走った時期が長かったことから、晩成の名馬とも呼ばれる。
ヤマトキョウダイ
1960年5月9日
ヒンドスタンの直仔で母の父が東京優駿馬のクモハタという良血であることからクラシック戦線への期待がかかっていたがクラシックは出走できず
主な勝ち鞍は64年の天皇賞秋、有馬記念
種牡馬としてはこれといった産駒は輩出されなかった
グレートヨルカ
1960年3月21日
菊花賞を勝ち、同厩舎のメイズイの三冠を阻んだ馬である。父ヒカルメイジは持ち込み馬でダービーの勝ち馬。母の父はネアルコであり、当時の日本では考えられない名血であった。
リユウフォーレル
1959年6月5日
主な勝ち鞍は天皇賞秋、宝塚記念、有馬記念
アメリカのローレルパーク競馬場からワシントンDC国際招待ステークスへの招待が届いたが現地に入ってから体調が万全でなかったことも災いして結果は最下位に終わった
ヒカルポーラ
1959年5月3日
史上初めて天皇賞春と宝塚記念を同一年度に制覇した
ポーラ化粧品大阪支店長の持ち馬である
引退後は種牡馬となり、南関東公営競馬で重賞を5勝したマルイチキングらを輩出した
シンツバメ
1958年3月25日
ヒンドスタンの直仔
主な勝ち鞍は61年の皐月賞。
主な近親者に、ダービー、皐月賞、宝塚記念を優勝したコダマがいる。
ヤマニンモアー
1957年3月25日
主な勝ち鞍は60年代の天皇賞春。
ヒンドスタンの初期の産駒で、当馬の活躍がヒンドスタンの人気に繋がった。一気に高まったと言える。そしてシンザン。
ギャラントマン
1954年3月20日
アメリカの競走馬で黄金世代と呼ばれた1957年アメリカクラシック世代の1頭
ベルモントステークス、トラヴァーズステークスに優勝
父ミゴリはシンザンと同じボワルセル系で凱旋門賞に優勝し、母マジデーはアイリッシュオークスに勝った名馬
ヒカルメイジ
1954年3月14日
57年の東京優駿に優勝。種牡馬としても数々の活躍馬を輩出。騎手の蛯名武五郎によると調教師の藤本冨良師は皐月賞を8、NHK杯を9、ダービーを10の状態にするという考え方の持ち主であり、当初からダービーを目標にしていたことがうかがえる
タルヤー
1949年5月14日
アイルランド生産でイギリスの競走馬。主な勝ち鞍は英ダービー、エクリプスS、キングジョージなど数々の大レースを勝利している。父はボワルセルの直仔であるテヘラン。
ヒンドスタン
1946年
イギリスの競走馬でボワルセルの直仔。主な勝ち鞍は愛ダービー。代表産駒は戦後初の三冠馬シンザン。産駒の重賞勝利数は今なおサンデーサイレンス、ディープインパクト、キングカメハメハに次ぐ歴代4位である。
テヘラン
1941年
ボワルセルの直仔ではイギリスの競走馬及び種牡馬。主な勝ち鞍はセントレジャーステークス。産駒タルヤーの活躍により1952年英愛リーディングサイアーに輝いた。
ハクシヨウ
1924年5月8日
主な勝ち鞍は第28回東京優駿で、後の直線で先行するチトセホープをかわし勝利は確実かと思われたが、メジロオーが大外から突っ込んできてハクシヨウに並びゴール
長い写真判定の末ハクシヨウの勝利が確定したが、その差は非常にわずかで、髪の毛1本ともされている